数学、時々レフェリー

私立高校で働く数学教員です。数学のこと、日頃話すこと、時々サッカー審判員としてのこと。少しずつ発信していきます。

朝の10分間

今年度から始めたこと。

 

それは朝のSHRで話をすること。

 

昨年度までは時々時間をとって話していた程度だったが、今年度は「とにかく言葉で毎日伝えてみよう」と思って実践している。

もちろん連絡事項がたくさんあったり、アンケートなどをしなければならないときは出来ないが、それ以外は必ず何かを話す。

学校生活で感じていること、進路のこと、自分自身の話など…内容はさまざま。できるだけ同じ話はしないようにとは思っている。

 

「こんだけ話をする先生、初めて見たよ〜」と副担任。

よく聞けば、関わってきた先生は連絡事項程度で終わって、朝はすぐに職員室に戻っていたとのこと。

 

もったいなーーい!!

 

この10分間がいかに貴重な時間か!

生徒たちの表情を見て、思いを伝える時間はこの朝しかないというのに。

「話長いなー…」と思われていると思うが、黙っていても伝わらないので言ったもん勝ち。

伝わったかどうかは生徒の行動や学級日誌を見たら、なんとなーく分かる(気がしているだけかも…笑)

 

こちら側が高い熱量で接したら、少なからず子供たちもその熱量で返してくれる。そう信じて向き合っていかないと子供は冷めていく。

 

 

これが先輩から言われた「昭和のやり方」なのかなぁ…。

でも今の時代、子供たちが冷めていると言われている時代だからこそ、こんなこともありかと。

 

普段話していることは少しずつ発信することとして、今日はこれまで。