競技規則の理解と周知
先日、日本サッカー協会から2019シーズンの競技規則スタンダートが公開された。
この映像はJリーグ開幕前に選手・チーム関係者向けに説明されたものの一部を使用しているようだ。
もちろん、内容自体はJリーグ担当ではない各地域で活動する審判員も毎年の講習会で説明を受ける。私もその1人である。
なぜ、毎年講習会が行われるのか?
それは競技規則は毎年改正されているからである。
だからこそ、改正点をきちんと理解するとともに、改正されたことを周知しなければならない。そして、正しい競技規則のもとでサッカーをしなければならない。
しかし、たくさん情報が提供されているにも関わらず、改正を知らずに不満を示す選手やチーム関係者がいることも事実。
これは周知活動がまだまだ徹底できていないことも原因である。その試合で出会った審判員などが説明する必要もあるだろう。
「フェアで、タフで、スピーディーなサッカー」を目指すためにも、競技規則に関しては選手・審判員はもとより、サッカーに関わるすべての人が理解を深めていく必要があると感じる。
理解を深めてもらえれば、審判員の難しさも少しながら汲み取ってくれるのではないだろうか。(もちろん審判員は誤らないように一生懸命にやるのだが…限界もある。)
最近はこのように映像で示してくれるのでとてもありがたい。